ロニーに寄せられた追悼 4

さて、今回もWeRock Cityに掲載されたロニーへの追悼コメントを紹介していきます。もうたいへんな数なので、一気に行っちゃいますね。
<R.I.P.>Ronnie James Dioへの追悼メッセージ続報6
元記事はこちら。
胃癌で闘病生活を送っていたヘヴィーメタル界の巨匠、Ronnie James Dio(ロニー・ジェイムス・ディオ)へ敬意を払い、追悼特集として彼を敬愛してやまないロック・ミュージシャン達が彼に寄せた追悼コメントを連載中!
ARCH ENEMY:
ヘヴィーメタルのジャンルで最も驚くべき才能を持つ伝説のシンガー、Ronnie James Dioの他界は一人ヘヴィーメタル/ハードロックのコミュニティーにとってとてつもなく哀しい。巨匠であり、真のジェントルマンで面白くて賢くて気が利く人だ。ARCH ENEMYも彼がいくな寂しい想いだ。Dioの声は永遠に鳴り響くよ。
King Diamond (KING DIAMOND, ex-MERCYFUL FATE) :
Ronnie James Dioに敬意を払います。彼はなんて素晴らしいシンガー、エンターティナーなんだろう。俺のキャリアを通して、トップ10のヴォーカリストに入るよ。ミステリーとエモーションがある彼のヴォーカル・スタイルは俺を益々誘惑させるよ。
残念ながら個人的に会う機会はなかったんだ。でも幸運にも彼がフロントマンとしてのコンサートは数えられないほど沢山観る事が出来たよ。ELF、RAINBOW、BLACK SABBATHもみんなね。それに昨年HEAVEN & HELLがKING DIAMONDがUSツアーに誘ってくれた事を感謝しているけど、残念ながら俺の腰の問題でツアーの夢が叶わなかったんだ。
常にRonnieを尊敬しているし、俺の家では永遠に彼の音楽をかけ続けるだろう。Ronnieの家族に深く哀悼を捧げるよ。あの世まで安全な旅を!
Jens Johansson (STRATOVARIUS, ex-DIO, ex-YNGWIE J. MALMSTEEN):
僕は90年代の初期に1年ほどDIOに参加しました。その時にRonnieと知り合いましたが、Wendy(Ronnieのマネージャー&妻)もチームだから彼女の事を忘れてはなりません。DIOファミリーの一員として迎えてくれた時、雨の中の冷たい子犬のような感じが少ししました。Yngwieのバンドを離れたばかりで、それは本当に楽しくてクリエイティヴな立場でしたが、同時に混沌としてストレスを感じていた時でした。DIO在籍時代は僕の最高の人生のひと時でもありました。
Ronnieは今まで出逢った中で最高の人でした。この呪われた業界の関係者や普通のミュージシャンと違っていました。きっとRonnieの生前にも何度もその話を聞いているでしょうけど、彼が去った後でも聞き続けるでしょう。簡単に言うと、それは真実だからです。特にファンに対してもです。
もしまだ知らなかったら、Ronnieに会った事がある誰にでも聞くといいでしょう。彼は冷たい雨の中でもファンにサインし続けます。
僕も彼に会うずっとずっと前からDIOファンだったので、いくつか観点があります。彼の声はタンクのようでした。調子悪い日はありませんでした。あのような人には会った事がありません。一晩中起きてお酒を飲みながら話続けても、次の日は150%を発揮します。彼のパフォーマンスはまるで22歳みたいで、彼の人生はまるで120歳のように成就していました。
彼はとても面白い人で、Monty Python(イギリスのコメディアン)のようなイギリスのユーモアが好きでした。最高の想い出は僕か彼が何かを言って笑っていた時みたいに、彼が作りだすギャグの連発の時でした。彼の歌詞はとても深く最初に読んだだけではわからないものがあります。再読して考えなくてはなりません。また、彼は非常にインテリでもありました。疑いもなく悪魔やサタンの崇拝者ではなりません。小さな町で育った礼儀正しい人でした。他の人よりも、少なくとも僕よりもちゃんとしたモラルを持っていました。彼は聖書の神を信じていませんでしたが、スピリチュアルで色んな物事を深く考えていた人でした。
彼は他の人に幸せをもたらす為に自分の人生を捧げていました。だから哀悼しながら、彼が唱え続けたように毎日満ち足りて生きようと思う、この哀しい日でさえ。だっていつが最後の日になるかわからないから。
Graham Bonnet (ex-RAINBOW, ex-MSG, ex-IMPELLITTERI, ALCATRAZZ) :
俺はRonnieが良い友達だった事に感謝したいね。それから俺がRAINBOWに加入した時、バンドでの役割をマップにして描いてくれたんだ。
俺の音楽的背景は彼とはかなり違っていたけど、後任としてハードロックの歌の師匠を沢山聴いて学んだよ。
ありがとう!そしてWendy!彼をしっかり胸にね!僕の愛を彼と彼の家族に!オンリーワンのRonnieへ!
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<R.I.P.>Ronnie James Dioへの追悼メッセージ続報7
元記事はこちら。
Alex Skolnick (TESTAMENT ):
ハードロック/ヘヴィーメタルで最高のシンガーだけではなく、とても丁重で、ジェントルマンのように言葉遣いが上品で、バッド・ボーイに思われがちのジャンルでは例外の人を失った。
俺は2回Ronnieと同じステージに立てる重要な幸運があった。1992年にBLACK SABBATHと2008年の後半にHEAVEN & HELLとね。ヘッドライナーとサポート・アクトだったけど、お互いに顔を合わせる時があれば、挨拶に来てくれたんだよ。
わざわざ俺に電話をくれて、俺のギタープレイが好きだと言ってくれた事もあった。今、Ronnieは星でいっぱいの空の一部になったね。永恋しくなるけど、永遠に覚えているよ。
Greg Smith (OVER THE RAINBOW、ex-RAINBOW):
ティーンネイジャーの頃は憧れだった人で、良い友達になれた人を亡くしました。沢山の笑いと話、ドリンクと良い時間をツアーやオフで分かち合いました。Ronnie、凄く寂しくなるよ。一緒に過ごした楽しかった時間をとあなたのとてつもない才能を想っているよ。、また逢う日まで!
Bobby Rondinelli(OVER THE RAINBOW、ex-RAINBOW):
Ronnieの訃報を聞いてとても悲しい。最高のシンガーの一人であり、作家であり、逢う度に彼は完全なジェントルマンでした。恋しくなるけど、彼を決して忘れない。R.I.P, Ronnie、そしてありがとう。
Joe Lynn Turner (OVER THE RAINBOW、ex-RAINBOW):
伝説の人だけではなく、友達としても惜しい人を亡くしてしまった。Ronnieは真のロックなジェントルマンだった。親切で気前が良くて、彼を知れて誇りに思う。彼が触れる物はみんな高く上がっていく。彼のエネルギーと残した物は生き続けるよ。RAINBOWの仲間として、彼を賞賛し、彼の歌を歌い続けるよ。神の腕の中にいますように…。RIP.
Yngwie Malmsteen:
打撃的なニュースを聞いて酷く悲しんでいるよ。Ronnieは親愛なる友人で、ロック界でも最も才能あふれる人だった。俺達の心に永遠に生き続けるし、他に匹敵する者がないだろう。”Long live Ronnie James Dio.”
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<R.I.P.>Ronnie James Dioへの追悼メッセージ続報8
元記事はこちら。
David Ellefson(MEGADETH):
Ronnieは本当にこのビジネス界で“善人”であり、最高のプロで、学ぶ事が多い。俺達はみんな彼のファンだし、MEGADETH やメンバーの為に素晴らしい事をしてくれた。“Dream Evil”の北米ツアーの頃、俺達がサポートとして“So Far, So Good…So What”ツアーに出ていたんだ。とても感謝している。HEAVEN & HELLともヨーロッパでツアーをしたが、Ronnie本当に良い思い出ばかりさ。彼が恋しいよ。
Dave Mustaine(MEGADETH)
俺が最も覚えている事は初めて買ったRAINBOWのレコードで「Sixteenth Century Greensleeves」と「Man On The Silver Mountain」だ。“So Far, So Good, So What”ツアーの時に一緒にツアーをしたんだ。初めてトップ200に入って、まだスラッシュ・メタルなんて知られていない頃だったけど、ケータリング・ルームでRonnieに話をしたんだ。「Ronnie、ツアーに連れていってくれてありがとう」と言ったら「来てくれてありがとう」って言われたんだ。俺は「いいや、本当にありがとう!本当にクールだよ!」と言ったら「さあ、お互い褒めちぎるのもいいが、一服しようじゃないか。どうかね?」って聞かれたので、とりあえず一服する方を選んだのさ。
Scott Warren(DIO/HEAVEN & HELL ):
僕がRonnieの側にいた17年がどんな意味があったか、どう説明しようか?素晴らしい経験をもたらしてくれた。彼の存在や彼の声に恵まれたよ。彼は代理の父であり、兄上、恩師、そして、忠実な擁護人だった。恐れなきリーダーだった。がっかりさせられた事はない。彼はそれを必ず証明しようとしたんだ。彼自身がその証明なんだ。一流だよ。彼なしの人生はもう同じではない。でもそのすべてのお陰で彼は天国にいるとわかっているよ。でもそれは別の物語だね。寂しくなるよ、親愛なる友よ。”RJD RIP”
Herman Rarebell (ex-SCORPIONS):
Ronnieの事は結構長い間知っていたんだ。昔、SCORPIONSのショーによく来てくれたね。でも彼が亡くなってしまったなんて、既に彼が恋しいよ。Ronnieと一緒に過ごした時間はいつも楽しかったし、ジョークや笑いですてきな時間を過ごしたよ。疑いもなく、世界のHM/HR界の最も素晴らしいシンガーの一人として歴史に残るだろう。 Ronnieを心に残す最高の方法は、彼の人生を祝う為にRAINBOW、BLACK SABBATH、DIOやHEAVEN & HELLを聴くべきだな。 Ronnie、キミを忘れないよ!
SCORPIONS:
Ronnie James Dioの死去はロックンロールの世界で巨大な損失です。世界中の何百万人のファンから惜しまれるでしょう。彼は驚くべきアーティストで、愛らしい人間であり、親愛なる友でした。寂しくなるよ、Ronnie!
いやー、すごい量でした!
このたび、あらためて記事にしてみて、物凄い読みごたえに管理人の私自身が圧倒されてしまいました。
グラハム・ボネットにジョー・リン・ターナーまでメッセージを寄せているなんて!
2人ともグラハム⇒ジョーの順に、ロニーが抜けた後のRainbowでヴォーカルを務めた人たちです。(グラハムはDown to Earth、ジョーはDifficult to Cureほか。)同じバンドの歴代ヴォーカルというのは、容易に想像できるように、何のわだかまりもなくいられるというわけでもないでしょうに。
それにしても、元バンドメンバーのイェンス・ヨハンソンが「一晩中起きてお酒を飲みながら話し続けても」って・・・やっぱりロニーもなかなかのロックンローラーだったのね(笑)
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