ヘヴィメタルが世界のためにやった素晴らしいこと8つ by KERRANG!

ロニー・ジェイムス・ディオの伝説は彼の特徴的な歌声のみならず、非常に大きな形で生きている。2010年のシンガーの胃癌による死から悲劇的に導けるのは、、十分早い時期に発見されていれば手当ができたかもしれないということだ。それが、彼の妻のウェンディ・ディオが医学博士Sandeep KapoorとともにStand Up and Shout Cancer Fundの共同設立者となり、その活動を通して早期発見の闘士となった理由である。基金は250万ドル以上になり、癌検診の方法を進歩させる努力にその資金を使っている。ウェンディ・ディオはStand Up and Shoutの利益の多くは胃癌・膵臓癌・大腸癌の研究のためのものと説明した。それが男性によくあると知られているのは、男性はしばしば検診のために病院に行くのが難しいからだと。

「早期発見は命を救います」とウェンディは強調する。その組織の最もよく知られていることのうち2つは、年1回のRide for Ronnie；バイクに乗るイベントとコンサート、そしてBowl for Ronnie；セレブによるボウリング大会である。これらのイベントは、基金がホスト役を務める人々の中でも特に、ディオのかつてのバンド仲間・彼の友人・そして称賛者が集まる。Black Sabbathのギーザー・バトラー、Guns 'n' Rosesのギルビー・クラーク、Rage Against The Machineのトム・モレロ、そしてOtepのオーテップ・シャマヤなどだ。
「みんなロニーを愛していました」ウェンディは基金のイベントに散りばめられたスターたちについてそう言った。「彼は単に優れたタレントだったのではなく、素晴らしい人でした」来年はロニーの逝去から10年であり、ウェンディはStand Up and Shoutが何か特別なことを企画していると言っている。この年、Ride for Ronnie5周年記念が5月5日にカリフォルニアのグレンデールで始まり、Eddie Trunk’s All Star Bandによるパフォーマンスになる予定。チケットは購入可能。

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Ride for Ronnieの5周年記念イベントについては、エディ・トランクのウェブサイトにも載っていました。記事はこちら。



私としては、Ride for Ronnieの来場者にトム・モレロまで出てきたのに驚きましたねえ。だって、Rage Against The Machineって、ジャンル的にはロニーと全然違うんだもの。むしろ、伝統的なヘヴィメタルの価値観からは、対立関係にあるとすら捉えられていたかもしれません。ロニーとトムが個人的にどうだったかというのではなく、90年代にオルタナ・ブームが起こったことは、それまでのヘヴィメタル支持層からはむしろ「不幸なこと」と認識されていたフシがあるのです。
でも、ヘヴィメタルを狭い概念だけで考えるより、細分化されたメタルをひろーく囲って「ヘヴィメタル」と捉えたほうが発想も豊かだし、いいことですよね。好き嫌いはもちろんあるとして。
ロニーが亡くなった時には、Smashing Pumpkinsのビリー・コーガンまで追悼メッセージを寄せていたくらいなんだから。


今回のKERRANG!の記事には、ほかにもスラッシュ（Guns 'n' Roses）やアリス・クーパー、サージ・タンキアン（System Of a Down）の出てくる話が載っていますので、ご興味ある方はぜひ本家サイトに飛んで行ってみてください。

メタルは怖いイメージがあるけど、みんな本当は良い人なんですね☆


Stand Up and Shout Cancer Fundのオフィシャルサイトはこちら。
http://www.diocancerfund.org/

Ride for Ronnie5周年記念！
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