Why are They Watching me (DIO)
DIOの89年のアルバムLock up the Wolvesより、Why are They Watching meです。

Why are They Watching me by DIO
※翻訳は管理人によるものです
He was ready to rock and roll
So ready to lose control
But when a hungry heart gets a taste of freedom, you better look out
He was ready to push and shove
Ready to fight for love
But I've seen it before, it can make you crazy
あいつはロックの準備ができていた
コントロール不能になる準備がね
でも飢えた心が自由を知るときは気をつけたほうがいい
あいつは押しのける準備ができていた
愛のために戦う準備も
でも前にも見たことがある、それはお前を狂わせると
Yes, the eyes are what you see
Why are they watching me?
そう、あの目はお前が見ているもの
なぜやつらは俺を見ているんだ?
She was ready to black and white
The colours were just too bright
She loved to fly but she hated falling
She was caught in the in between
Her dirty would not come clean
She ran for light but she got darkness
彼女は白黒の世界に生きる気だった
色は眩しすぎたんだ
飛ぶのが好きだったけど落ちるのは嫌だった
彼女は間にはさまれていた
彼女の汚れはそそげない
光に向かって走ったけど手に入れたのは闇だった
Just when you think you're free
The eyes are what you see
お前が自由だと思っている時
あの目はお前を見ているのさ
Why are they watching me?
Why do they do the things they do?
Why are they watching me?
They're watching you
Watching you
Watching you
Watching you
なぜやつらは俺を見ているんだ?
なぜやつらはあんなことをしている?
なぜやつらは俺を見ているんだ?
やつらはお前を見ている
お前を
If only the eyes could see
Then you'd know your destiny
The mind is an enemy
And you just need a friend
目が見ることさえできたら
お前は自分の宿命を知るだろう
精神は敵
お前はただ友達が必要なんだ
Ready, ready, ready, ready, ready to rock and roll
Ready to take control
If you see the eyes will it make you crazy, crazy, so crazy
ロックンロールの準備は万端
支配するときだ
お前があの目を見るなら、それはお前を狂わせる 狂わせる
Why are they watching me?
Why do they do the things they do?
Why are they watching me?
They are watching you
Watching you
Watching you, you, you
Watching you
なぜやつらは俺を見ているんだ?
なぜやつらはあんなことをしている?
なぜやつらは俺を見ているんだ?
やつらはお前を見ている
お前を
これは・・・ロックンロールという言葉が出てきていますが、そのままロックの歌なのかな?
と思ったら一概にそうとも言えなさそうでした。
He was ready to rock and roll
So ready to lose control
But when a hungry heart gets a taste of freedom, you better look out
He was ready to push and shove
Ready to fight for love
But I've seen it before, it can make you crazy
あいつはロックの準備ができていた
コントロール不能になる準備がね
でも飢えた心が自由を知るときは気をつけたほうがいい
あいつは押しのける準備ができていた
愛のために戦う準備も
でも前にも見たことがある、それはお前を狂わせると
人が自由になるときってそれだけ危険も増しますよね。この部分を見る限り、単にロックの歌ではなくてそういう精神がテーマと言えそうです。
Yes, the eyes are what you see
Why are they watching me?
そう、あの目はお前が見ているもの
なぜやつらは俺を見ているんだ?
自由になったはずなのに何者かに見られている、というのはよくあることと言えます。
おそらく向こうでも「出る杭は打たれる」ってあるんだろうし、それでなければ手に入れた自由が偽物だったという展開でしょう。
She was ready to black and white
The colours were just too bright
She loved to fly but she hated falling
She was caught in the in between
Her dirty would not come clean
She ran for light but she got darkness
彼女は白黒の世界に生きる気だった
色は眩しすぎたんだ
飛ぶのが好きだったけど落ちるのは嫌だった
彼女は間にはさまれていた
彼女の汚れはそそげない
光に向かって走ったけど手に入れたのは闇だった
白黒の世界とは、健康的な世界になじめずに病んだ世界に入り込むとも言えますし、極端な価値観に染まって正義か悪かしか考えられなくなった状態とも言えます。
前者なら病み垢のアイドル的な存在になる、後者なら過激な社会運動にハマる、などが例でしょう。
どちらにしても本人がもっと病むのがおちなので、それで「手に入れたのは闇だった」となるんでしょうね。
Just when you think you're free
The eyes are what you see
お前が自由だと思っている時
あの目はお前を見ているのさ
the eyesは社会の目か、「こんなはずではなかった」とうすうす気づいている自分自身の目かもしれません。
Why are they watching me?
Why do they do the things they do?
Why are they watching me?
They're watching you
Watching you
Watching you
Watching you
なぜやつらは俺を見ているんだ?
なぜやつらはあんなことをしている?
なぜやつらは俺を見ているんだ?
やつらはお前を見ている
お前を
それでこの部分になります。
自分では自由になったと思っていたのに、実際にはただ道を踏み外しているだけであり、そんな姿に視線が集まってしまっている。
語り手と「お前」は同じ仲間のようです。
If only the eyes could see
Then you'd know your destiny
The mind is an enemy
And you just need a friend
目が見ることさえできたら
お前は自分の宿命を知るだろう
精神は敵
お前はただ友達が必要なんだ
ここでのthe eyesは自分自身の目でしょう。
偽物の自由に舞い上がっている時は自分の姿が見えません。目はあっても実際には見えていない。それで「見ることさえできたら」となるのでしょうね。
「精神が敵」なのは、もとより病んでしまっているから。そういう精神を保ち続けても深みにはまって行ってしまいます。
Ready, ready, ready, ready, ready to rock and roll
Ready to take control
If you see the eyes will it make you crazy, crazy, so crazy
ロックンロールの準備は万端
支配するときだ
お前があの目を見るなら、それはお前を狂わせる 狂わせる
最後狂っているのは、自分を見ている目によって現実を知らされてしまうからではないでしょうか。
この曲も当事者と観察者の視点の両方で構成されていますね。
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