Bring Down the Rain (DIO)
Bring Down the Rain。

Bring Down the Rain by DIO
※翻訳は管理人によるものです
Did you ever believe in your dreams before?
Were you always afraid of the dark?
Is the edge of the world always in your head?
Does the gun point straight at your heart?
前は夢を信じていたのかい?
いつも闇が怖かったのかい?
世界の果てがいつも頭にあるのかい?
銃がまっすぐにお前の心臓を狙っているのかい?
It used to come just when you sleep
But now, it's only a shout away
前は眠ればやってきた
でも今は遠くで叫ぶだけ
You always seem to find the sun
But this time, the sun is a fire
Bring down the rain
This house is burning again
Put out the flame
Bring down the rain
お前はいつも太陽を見つけるみたいだけど
でも今の太陽は火だ
雨を降らせろ
この家はまた燃えている
火を消せ
雨を降らせろ
You were told that the storm would just roll on by
That the thunder was made in your mind
And the heat in the night was to keep you warm
And the truth could be told by a lier now
嵐は過ぎ去ると聞いてきた
雷はお前の心の産物だと
夜の熱はお前を温めてくれていた
今は本当のことを嘘つきが語る
You always seem to find the light
But this time, the light is a fire
Bring down the rain
This house is burning again
Put down the flame
Bring down the rain
お前はいつも光を見つけるみたいだけど
今の光は火だ
雨を降らせろ
この絵はまた燃えている
火を消せ
雨を降らせろ
Shake up, break up, everybody make up
Everything's always the same
Trapped down, trapped down, everybody back down
Bring down the rain
揺さぶれ、粉砕しろ、みんなでっち上げている
全てはいつも同じなのさ
罠にはまり 罠にはまり みんな退却
雨を降らせろ
You always seem to find the light
But this time, the light is a fire
Bring down the rain
This house is burning again
Don't play the game
Bring down the rain
Put out the flame
Bring down the rain
お前はいつも光を見つけるようだけど
今度の光は火
雨を降らせろ
この家はまた燃えている
ゲームで遊ぶな
雨を降らせろ
火を消せ
雨を降らせろ
It's the shake up, break up, everybody make up
Well, it's always the same
Trapped down, cracked down, everybody back down
Won't you bring down all the rain
揺さぶれ、粉砕しろ、みんなでっち上げている
全てはいつも同じなのさ
罠にはまり 罠にはまり みんな退却
全ての雨を降らせないかい?
こちらもまた、ツイッターのフォロワーさんの提供によりロニー自身の証言が見つかり、テーマが判明しています。
「今起こっているくだらないことについての曲で、その炎を消す唯一の手段は雨を降らせることだ。今我々が我々にしでかしていることを止めろという直喩だよ。しかし頭にきたり怒りを感じたりするのがこのバンドの総てではない。歌詞の内容はフラストレーションを歌っているけどね。」
具体的な内容に触れていないため、ロニーが語ろうとした「炎」が何なのかは不明ですが、戦火とも取れるし自然破壊とも取れます。90年代から温暖化のことは言われていましたし。
It used to come just when you sleep
But now, it's only a shout away
前は眠ればやってきた
でも今は遠くで叫ぶだけ
寝ている間に来るのは悪いものの方が多そうですが、ここではどうやら逆になっているようで。
未来に抱く楽しい夢みたいな感じですかね。それが今では来なくなったと。
You always seem to find the sun
But this time, the sun is a fire
Bring down the rain
This house is burning again
Put out the flame
Bring down the rain
お前はいつも太陽を見つけるみたいだけど
でも今の太陽は火だ
雨を降らせろ
この家はまた燃えている
火を消せ
雨を降らせろ
この世界を燃えている家に例えるのは、何だかいきなり仏教の世界観が入ってきたみたいだな。
コトバンクによると「仏教用語。人々が,実際はこの世が苦しみの世界であるのに,それを悟らないで享楽にふけっていることを,焼けつつある家屋 (火宅) の中で,子供が喜び戯れているのにたとえた言葉。『法華経』の七喩の一つ。」だそうです。
太陽はここでは光、あたたかさ、恵などのシンボルでしょう。
「いつも太陽を見つける」とは、どんな状況でも希望を見出す人。
しかしその太陽が今やこの世界を燃やすだけの火になってしまっているというのです。
And the truth could be told by a lier now
今は本当のことを嘘つきが語る
嘘つきが何を言っても嘘にしか聞こえません。しかし嘘つき「しか」本当のことを語らないとしたら深刻ですね。本当か嘘かがより分からなくなります。
何が本当か分からなくなった混乱状態、それが現在なのでしょう。
Shake up, break up, everybody make up
揺さぶれ、粉砕しろ、みんなでっち上げている
全てはいつも同じなのさ
この曲も1つ前のHere's to Youみたいなレジスタンス要素があるのかな?と思わせる部分。
2009年のアルバムThe Devil You Knowの冒頭に、Atom and Evilという曲がありました。あきらかな反核の歌です。
そこにこの曲と似たフレーズが出てきます。
Maybe if we cry together
Maybe if we cry as one
The tears that fall could kill the fire
And keep everyone from
Atom and evil
もしわれわれが一緒に泣いたら
ひとつになって泣いたら
涙で火を消せるかもしれない
そして皆を救えるかも
原子と悪から
この部分ですね。
雨が涙に変わっただけでイメージはかなり共通しています。
そう考えると、Bring Down the Rainは核の脅威を扱った曲と見ることもできるでしょう。
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