The Shed(subtle) (Rainbow)

1曲クローズアップ131曲目です。
Rainbow3枚目のThe Shed(subtle)。これで『バビロンの城門』からの曲は全て本ブログで取り上げました!
The Shed by Rainbow
※翻訳は管理人によるものです
I'm like a freight train feelin' no pain
I never turn back one track
Better step aside
Like a shotgun
I'm really someone
You'll feel my heatwave
Won't save anyone near to me
痛みを感じない貨物列車みたいな気分だ
同じ道は引き返さない
どいた方がいいぞ
俺はショットガンのように
ちょっとしたやつなのさ
この熱を感じるだろう
近くにいる奴はだれも助からないぜ
I'm steel
So come and try to bend me if you can, hah
I don't feel
Before you know it it's over
Get out of my way
I'm street walking, street walking
Night stalking, I'm street walking
俺は鋼鉄
やれるなら俺をへし曲げてみな ははっ
なんともない
お前がお終いだと気づく前に
俺の前から消えな
俺は客を探してるのさ
夜のストーカー 通りをぶらつく
No reputation
You better quick run
Cause I got no time, I'll climb all over you
You need a strong hand
To be a mean man
You've got to think fast
I'll last longer than you could know
評判なんてない
早く逃げたほうがいい
だって時間がないんだ、お前たちみんなの上を乗り越えてやる
達者な男になるためには
強い手が要るぞ
早く考えるんだな
お前が知っているより長く持ちこたえるんだから
I'm steel
So won't you come and try to bend me if you can
I don't feel
Before you know it, it's over
Out of my way
I'm street walking
俺は鋼鉄
やれるなら俺をへし曲げてみな
なんともない
お前がお終いだと気づく前に
俺の前から消えな
俺は客を探してるのさ
夜のストーカー 通りをぶらつく
Hey, i'm a wild cat
Don't need to prove that
I'm always howlin' prowlin'
Stalkin' my prey
It could be your night
To feel the dog bite
And hear the slashing, crashin'
Tearin' inside of you
俺は山猫
証明する必要はない
いつも吠えてうろつき
獲物を狙っている
犬がお前に咬みつくのを
感じる夜になるかもしれないぜ
そしてお前の中で
I'm steel
So come and try to break me if you can, no way
Like a wheel
About to roll you over
Get out of my way
I'm street walkin', street walkin'
俺は鋼鉄
できるなら壊してみな 無理だけど
車輪のように
お前をころがしてやる
俺の前から消えな
俺は客を探してるのさ 通りをぶらついて
No talkin', street walking
Night stalking, street walking
No talkin', i'm street walkin', yeah
Street walkin', street walkin'
Night stalking, street walking
声を立てるな 客を探す
夜のストーカー 街をぶらつく
声を立てるな 俺は客を探すのさ
shedを調べてみたら小屋のことでした。
さらに、street walkingには単なる街歩きではない意味があって・・・
それはなんと「売春」。
そう考えると曲のタイトルが「小屋」なのも納得いきませんか?
そういう目的のための場所なんじゃないでしょうか。
となるとこの曲の主人公は女性?とも考えられるのですが、なんか不自然なのでいちおう男性にしました。
そこまでいかなくても、全体の雰囲気からストリートギャングのイメージとかも出てきます。
またsubtleは微妙な、かすかな、繊細な、などを表す単語ですが、曲の中身とどうつながっているのかは不明。
street walkingの持っている裏の意味を考えると、この曲のすみずみまでなかなかいかがわしい雰囲気を醸し出してきますよ。
貨物列車、ショットガン、鋼鉄はそのままセクシャルな隠喩と言えますし、ネットで調べたところshotgunには米俗語でできちゃった婚の意味もあるそうです。
wheelはロニーの曲によく出てくるモチーフで、Heaven and HellやHoly Diverなどにその例が見られます。
しかし車輪状のものが運命の輪のような位置づけで出ることが多いロニーの世界ではありますが、ここではそのような意味付けは薄そう。
ただ強いエネルギーのシンボルとして出てきているようです。
meanは形容詞として実に様々な意味があり、卑劣な・下品な・けちななどのネガティブなものがほとんどにもかかわらず米口語では巧みな・うまいという意味も。あれですね、「やばい」が誉め言葉になるみたいな感じかな。
いちおうここではポジの方にしてみました。
wildcat=山猫は短気な人・乱暴者のことでもあるそうで。
全体に漂っているのは、いかにもクラシックなロックにありそうな、ロマンチックな悪や闇の雰囲気です。
なんかロニーのキャリアが進むにしたがって、曲に現れた闇がよりシリアスで現実的な方向に向かっている気がしませんか?
このあとBlack Sabbathに入ると本格的に闇がクローズアップされるのが始まりですかね。
もちろん所属していたバンドによって前後はするのですが。
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