メンバー列伝 ボブ・デイズリー
ベーシストのボブ・デイズリーです!
Bob Daisley(1950~)
ロニーとの共演は少ないものの八面六臂の活躍ぶり

Rainbow時代のボブ(向かって右端、出典はGettyimages)
本名Robert John Daisley。1950年2月13日オーストラリアのシドニー生まれ。13歳でギターを始め14歳でベースに転向する。最初のアルバムはKahvas Juteのアルバム・Wide Open(1970年)。その後Chicken Shack、Mungo Jerry、Widowmaker等に加入した。
ロニーとの接点は1977年、アルバム「バビロンの城門」を制作中にRainbowに加入した時から。とはいえRainbowではリッチー・ブラックモアが次々とメンバーを解雇するためラインナップが一定せず、ボブは一部の曲に参加したのみであった(アルバムでベースラインはリッチー自身が弾いていたともいう)。その後ツアーには参加したがロニーの脱退と同時にRainbowのラインナップはさらに改変されることとなり、ボブも脱退する。
ロニーとの共演はその後長年なかったのだが、Angry Machinesのツアーにベースのジェフ・ピルソンが参加できなかったため北欧ツアーでピンチヒッターを務めている。
Rainbow脱退後のボブはさまざまなバンドやアーティストと活動を共にした。まずはBlack Sabbathを解雇されたオジー・オズボーンのソロバンドでBlizzard of Ozz (1980)、Diary of a Madman (1981)に参加。いったん解雇されたものの83年のBark at the Moonで復帰、The Ultimate Sin (1986)、No Rest for the Wicked (1988)、 No More Tears (1991)に参加した。
またオジーとの作業の合間にはUriah Heep、Black Sabbath、イングヴェイ・マルムスティーン、カーマイン・アピスなど実に多くのバンドやアーティストと共演しており、特にゲイリー・ムーアとの作品が多い。2018年にはゲイリーへのトリビュート作品としてBob Daisley And Friends名義でMoore Blues For Gary (A Tribute To Gary Moore)という作品を発表している。
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tag : ロニー・ジェイムス・ディオ ヘヴィメタル ハードロック Rainbow ボブ・デイズリー オジー・オズボーン リッチー・ブラックモア ゲイリー・ムーア ユーライア・ヒープ
Re: タイトルなし
この調子でほかの共演メンバーも紹介していくつもりです。ゆくゆくはロニーと仲間たちの一大データベースにしたいところ。