ロニーの未完成曲が世に出る！？

「倉庫に行くたびにそれを見ていたの。温度と湿度が管理された倉庫にね。全てラベルを貼った状態で詰め込まれていた。（･･･）そして、たくさんの未完成の曲があった。いつか、私たちがどうやってそれを見つけ出したかを明らかにできる曲がね。でもそれはもう完璧だったんだと思う。ロニーが求めている形になっていたはずよ。私は古いもので市場をあふれさせたくはないの。見つけたものについては私の立場ははっきりしているし、プロフェッショナルな耳を持った人がいる。（ディオの長年のエンジニアだった）ウィン・デイヴィスみたいにね。彼は外に出す前に聴いて、それがよいものだと確認する人だから。」


さらにこの記事の続き。
↓↓↓


既報のとおり、ウェンディはロックジャーナリストのミック・ウォールとともに待望のロニー・ジェイムス・ディオの自伝の仕事をしており、とりあえず2021年の予定。本はシンガーが亡くなるまでに4分の3まで書かれており、もとはMTVブックスから数年前に出版される予定だった。
また2021年には、ディオの初期の活動であるELFから最後のプロジェクトのHeaven&Hellに至るキャリア全体のドキュメンタリーが予定されている。初の公式ドキュメンタリーで、BMGが出資者とエグゼクティブ・プロデューサーとなる。（以下省略）


原文は元記事に当たってみてください。



ロニーが最晩年までMagica2と3の制作に取り掛かっていたのはよく知られている話ですが、Heaven&Hellでももう1枚アルバムを出そうか？などと話していたそうです。ギーザー・バトラーの証言なのでほぼ間違いないでしょう。
もしかしたらそっちの音源もあるのかな・・・？と管理人は期待しています！

Magica2からは唯一、Electraという曲がDIOの2枚目のベスト盤「Vol.2-The Very Beats of DIO」に収録されていて、今のところロニーがアルバムにできずに終わった曲の中でリリースされているのはこの1曲のみとなっています。





そして未発表曲についてはダグ・アルドリッチが2017年に「自分のところにある」との証言（この記事参照のこと）。
ダグは2002年にDIOに加入してアルバム1枚で脱退したギタリストですが、そのあとも同じくギターのクレイグ・ゴールディの代役としてしばしばツアーでピンチヒッターを務めました。
なんだかんだ言ってDIOとのつながりも長かったのよね。

そういえば上記のElectraもギターはダグでした。




いずれにしても楽しみで仕方ないぞ、これは。

ロニーが亡くなった時点でDIOの正ギタリストはクレイグ・ゴールディだったので、当然クレイグとの作業もしていたでしょうし。



リリースになったらどんな感じなんでしょうね。1枚のアルバムにできるほど曲が揃っているんだろうか。
ヴォーカルはもう入れていたってことかな？
別の人の差し替えとかじゃちょっと・・・DIOじゃなくなっちゃうよなあ。

演奏を追加するとしたら、やっぱり最後のDIOメンバーとなった現・Dio Disciplesのメンバーが担当するのかな。




1日1回クリック/タップで応援お願いいたします