ロニー・没後10周年の企画があるらしい

LOUDWIREにこんな記事がありました。
「ウェンディ・ディオ、ロニーの没後10周年ショーを企画」
"WENDY DIO WORKING ON RONNIE JAMES DIO 10-YEAR DEATH ANNIVERSARY SHOW"
FULL METAL JACKIEMay 28, 2019
元記事はこちら。一部抜粋、翻訳は管理人によるものです。
ウェンディ・ディオは週末のラジオプログラム:Full Metal Jackieの最新ゲストだった。彼女はホログラムによる「Dio Returns」ツアーについて話し、それはホログラムを中心に据えた世界初のフル稼働のライブツアーだと言った。プロジェクトが厳重な精査のもとで実現する間、ウェンディはファンが批評する前に直接にショーを見るべきだと強く考えている。そして例のホログラムの技術は2016年に世に出た時以来大きな発展をしている。
とりわけ、ロニー・ジェイムス・ディオのドキュメンタリーが活動を始めており、ウェンディは2020年のロニーの没後10周年記念行事のためのショーに力を尽くしていると明かした。
一度きりのホログラム・ショーは過去にもありましたが、フルツアーは全く別物です。論理的に言って、実現されたことのない何かを開拓するにあたって、最大のチャレンジは何でしたか?
そうね、否定論者がたくさんいて、それが最初の問題だわ。(笑)いいわ、みんなそれぞれの意見を言う資格がある。でも、否定する前にそれを見るべきだと私は言いたいの。かなり大掛かりな作業よ―これはその新しい1つなの。昨年、ヨーロッパで1つのショーをやったわ。2日間やったの。
実際に、私たちは2016年にWacken Open Airで初日を実現した。でも、これは新しいホログラムで、全体的に改善されているわ。技術はいつも変わっているし、現時点でこれは最新版の技術なの。私はこれにとても、とても喜んでいる。ほかのたくさんのことも進んでいるの。多くの効果がね。明白なことだけど、私たちはロニーが最後の17年間で一緒に演奏したバンドをツアーをしている。だから、それはロニーのホログラムと、ロニーの声と一緒に演奏するDioバンドなのよ。とても興奮しているわ。
人々はホログラムについて強い意見を持っています。ホログラムが、ロニーが信じていたすべての正当な表現であるというあなたの信念を強化するものはなんですか?
そうね、もし1985年から86年のSacred Heartツアーを見た人なら、ロニーは当時、水晶玉の中にある彼の頭のホログラムを作ろうとしていた。あれは珍しいプロジェクション(投影)だったけど、彼はいつもホログラムに興奮していたから、私たちでディズニーランドによく行って、ロニーもそれらを見て「これは素晴らしいな」と言っていた。そして彼自身のホログラムを作ろうとしていたわ。
だから、これは彼の賛成を得るに違いないと確信しているの。彼は音楽と技術においての発明にとても熱心だったし、このことに賛成すると思う。
ウェンディ、信じがたいことですが、来年はロニーが亡くなって10年ですね。
つい昨日のことに思えるときもあるし、一生ぶんのように思えることもある。10年間で、同時に一生の長さなの。とても長い道に見えるけど、言ったように、私は彼の音楽と伝説を生かし続けるために全てをやるわ。
彼の人生を記念するための何か特別なリリースか、新しいイベントは計画していますか?
ええ、するわよ。進行中のたくさんのことがあるわ。今はその記念のショーのための、違う会場を探しているところ。BMGと契約して、実現しつつある多くのものを持っている―再発ね―ライブやそのほかでは誰も見たことのない多くのものがあったわ。ロニーが取り組んでいたことで、出すに値するものかもしれない。だから、今はたくさんのことに取り組んでいる。たくさんのものが出てきているの。
亡くなる1年足らず前のステージでの歌唱でも、誰もロニーが病気だとは気づきませんでした。彼の強さの源は何だったのでしょう?
ロニーはとても強い人間で、そのことを信じていなかったの―たとえ診断されたときでもね。自分が死に近づいていることを信じなかった。私たちは可能なかぎりの闘いをしたわ。
実際、彼は亡くなる3週間前にGolden Gods Awardsを受け取っていた。私たちはいつだって、それに打ち勝つことができると思っていたわ。彼は何年も消化不良のことをつぶやいていたから、慢性的なその症状のために亡くなる7年前に彼を専門家のもとに連れて行ったの。
彼らは心臓にいくつかのテストをして、「ただガスがたまっているだけです(※原文:gas bubble―管理人注)」と言った。今知っていることを知っていたら、きっといつも言っていたことでしょう。「検査を受けましょう。大腸内視鏡検査を受けましょう。」とね。
それが、私たちがいつも「早期発見は命を救う」と言っていることなの。男の人は大変―健康診断を受けたがらないけど、それをするべきなのよ。とても、とても大切なことだわ。
あなたは長年ロニーのマネージャーでした。マネージングと、遺産を監督することの違いは?
彼が口やかましくなくなったことを除けば、そんなに違っていないと思うわ。(笑)もうちょっと大変かもしれない。なぜって、もうアーティストはいないし、彼はインタビューも、ほかのことも何もできないから。でも、できるかぎりのことを私たちは続けていて、物事を表に出そうとしている。彼の音楽を人々の目の前に出して、彼について喋っている。まさに私たちのできることをやっているの・・・彼の本が来年に出るわ。私はミック・ウォールとそのことで仕事をしていて、それからBMGとドキュメンタリーの件で動いた。それはすべて、彼の音楽と伝説を生かしつづけるために私のしていることよ。
あなたはディオのドキュメンタリーを企画していますね。彼の物語の核を語るのに、最も言わなければならないことは何ですか?
そうね、ロニーはとても特別な人間だった。彼は人々とファンを愛していた。彼は優れたストーリーテラーだった。人々を愛し、彼自身が特別な人だった。見事な才能だけでなく、信じられないくらいの声とステージでの存在、でも同時に、相手が8歳でも80歳でもその間でも、人々と語るために時間を費やす素晴らしい人間だった。ロニーが亡くなった時、彼らはそれまでの型を破ったんだと思う。
翻訳はここまでです。
2020年の企画、どんなものになるんでしょうね。
ドキュメンタリーのことは前にこのブログで書いたけど、しかし気になるのは「ロニーの本が出る」ってくだり。どんな本なんだろう?日本版は出るのかな?
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